介護職は直行直帰できるのか

訪問介護の仕事は、直行直帰が可能なのかどうか、多くの方が疑問に思っていることでしょう。結論から言うと、事業所によっては直行直帰が認められていますが、すべての事業所で直行直帰ができるわけではないため注意が必要です。

訪問介護の仕事は、利用者の方のご自宅に直接訪問してサービスを提供します。
そのため、事業所に出社してから利用者宅を訪問するよりも、自宅から直接利用者宅へ訪問する方が効率的な場合が多いです。
多くの訪問介護事業所では、直行直帰を認めています。直行直帰ができることで、通勤時間を短縮でき、時間を有効に活用できるようになるのです。

しかし、すべての訪問介護事業所で直行直帰が認められているわけではありません。
事業所によっては、朝礼やミーティングなどのために一度事業所に出社してから、それぞれが担当する利用者宅へ向かう場合があります。
サービス提供に関する情報共有や、利用者の方の状態に関する申し送り事項などを、スタッフ全員で確認するために、朝礼やミーティングを実施している事業所では、直行直帰はできません。

訪問介護の仕事を探している方は、求人情報を確認する際に、直行直帰が可能かどうかを必ず確認するようにしましょう。
求人情報に明記されていない場合は、面接の際に質問してみるのが良いでしょう。直行直帰が可能かどうかは、仕事を選ぶ上で重要な要素の一つです。
自分のライフスタイルや希望に合った働き方ができる事業所を選ぶことが大切です。